『いちゃLove❤チェス漫才!!』とは、様々なチェスの対戦棋譜を自作チェスエンジン「Sayuri」と一緒に漫才形式で解説する記事です。
チェスエンジンを擬人化したキモい記事ですが、生温か〜い目でご覧ください。
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ゲーム
今回はシリーズ「チェス漫才外伝・ブリ珍」です。
「ブリ珍 (ブリッツ珍プレー)」はブログ主 MetalPhaeton がオンラインチェスの「ブリッツ (持ち時間 5分〜 3分のゲーム)」でやらかした珍プレーで大爆笑するシリーズです。
解説 & 漫才
僕
「今回は「3|0 (持ち時間 3分 | 1手 0秒加算)」で、僕は黒番だよ。
ちゅーか、ヤベェ・・・しばらくモンハンの「アステラ祭」に夢中になってたら、チェスの思考スピードが落ちてた・・・・・・。」
Sayuri
「「アステラ祭」というより、「セクシー装備」欲しさに「歴戦王キリン」に挑みまくっていただけどす。」
Stockfish先生
「装備やアイテムを揃え、戦い方を研究し、努力に努力を重ねた結果ようやく昨日「歴戦王キリン」を倒せるようになったのじゃ。
「性欲」は偉大なのじゃ。」
僕
「当然だ。 「Hentai 3D 愛好家」なら「キリン装備のコンプリート」は義務だからな。
しかも「アステラ祭」は期間限定。 チェスはいつでもできるから後回しにしていた。
そしたら見事「時間切れ負け」のオンパレード。」
Sayuri
「どうも人間の脳は「使わない能力」の優先順位を下げてしまう気がするどす。」
僕
「確かに。
今回の「アステラ祭」のために数カ月ぶりにモンハンやったら、戦闘中に回復薬すら飲めなかったからな。 プレイ時間 100時間超えていたのに。
だからチェスもそうなんだろう。
コンピュータ相手でもいいから一日一回はチェスをした方がよさそうだ。」
Stockfish先生
「人間は寝ている時に学習するって話もよく聞くのじゃ。
もしかすると起きている時に「学習データ」を収集しないと優先順位が下がってしまうのかもしれんのう。」
僕
「はぁ・・・上達はなかなかしないのに、なんで弱くなるのはあっという間なんだろう・・・・・・。
誰かーーーー! 僕の脳を改造してくれーーーー!」
Sayuri
「(キュピーーーーン!)」
Stockfish先生
「(キュピーーーーン!)」
数時間後・・・・・・
僕
「ソロソロげーむノ解説ヲ始メヨウ。」
Stockfish先生
「では解説じゃ。
「2...Nf6」で Bishop Opening の Berlin Defense じゃ。」
2...Nf6
僕
「おんらいんちぇすデ、ヨクアルおーぷにんぐダネ。」
Sayuri
「読みづらいので、うちが喋るどす。
「ブリッツ」の場合、馴染みのないオープニングで相手のミスを誘うのも作戦の一つどす。
たとえ相手がミスしなくても、長考して持ち時間を減らせたら作戦成功どす。」
Stockfish先生
「「5.h4」と、白は端攻めをしてきたのじゃ。」
5.h4
僕
「コレモ相手ヲ驚カセル作戦ダネ。」
Sayuri
「端攻めとは言っても、初心者がよくやるやつじゃなく、しっかりとセンターをロックしてからの端攻めどす。
意外と効くからムカつくどす。」
Stockfish先生
「「9.g4」と、白のブランダーじゃ。 白ポーンがタダじゃ。」
9.g4
僕
「僕ヲ驚カセヨウトシテ失敗シタヨウダ。」
Sayuri
「ブリッツならではのミスどすな。
「策士策に溺れる」ってやつどす。」
Stockfish先生
「「10...Be6」と、黒はビショップを下げたが、ミスじゃ。」
10...Be6
僕
「c4 ノびしょっぷガ邪魔ダッタンダ。」
Sayuri
「ここは下げずに「10...Bxh5」でオッケーどす。」
10...Bxh5
Stockfish先生
「「15.Kc2」と、白キングは逃走を図るのじゃ。」
15.Kc2
僕
「何ダカ上手ク逃ゲラレテシマッタ・・・・・・。」
Sayuri
「それまでは割と黒が優勢だったどすが、五分に戻されてしまったどす。」
Stockfish先生
「「23.Ng5」は白のブランダーじゃ。」
23.Ng5
僕
「僕ノ勝チダネ。」
Sayuri
「白はクイーンを g7 に動かしてチェックメイトしようとしているどすが、g7 は黒クイーンがしっかり守っているどす。」
Stockfish先生
「ところがどっこい、ここで「27...Qc6」で、黒の超ブランダーじゃ。
最後の最後で白の逆転勝利じゃ。」
27...Qc6
僕
「ゴゲガギーギー! ゴゲガギーギー! ゴゲガギーギー!
ウガガガガガガガガガ!
ちゅどーーーーん!」
Sayuri
「悔しさを思い出して壊れたどすか・・・・・・まぁいいどす。
本当はこの後「28.Nxf7#」で白の勝ちどす。」
28.Nxf7#
Sayuri
「ただ、ブリッツなので白は気付かず「28.Qxc6」とクイーンを交換しに来たどす。
でも、結局白は気付いて「29.Nxf7#」でゲーム終了どす。」
僕
「ううっ・・・こ、ここは・・・・・・?」
Sayuri
「ちっ、目覚めたどすか。」
僕
「なんだか長い夢を見ていた気がする。」
Sayuri
「どんな夢どすか?」
僕
「「日本チェス協会」が消滅し、「日本チェス連盟」が生まれたと思ったら名前が商標登録されていて、慌てて「National Chess Society of Japan (NCS)」に改名された夢だ。」
Sayuri
「それは夢じゃないどす。 2019年 2月に現実に起こったことどす。」
僕
「代表は「ヒーバート由美子」さんっていう FIDE のアービター (審判員) の資格をもっている人みたいだね。
「ココ」を見ると、2016年くらいから日本のチェス界のために頑張っている人みたいだ。」
Sayuri
「日本のチェス界の品格を下げているどこぞのブログ主とは正反対の素晴らしい人みたいどすな。」
僕
「ん? どこのブログのことだ? まぁいいや。
とにかく、ヒーバートさんの日本のチェス界にかける情熱はまさに本物だ。
日本のチェスがどうなっていくかとても楽しみ♪」
Sayuri
「あとはチェス人口が増えれば言うことなしどすな。」
僕
「そうだな。
他のジャンルから考えて、チェス人口を増やすには・・・
- 日本人の世界チャンピオン
- 天才小学生プレイヤー
- チェスガールの流行
・・・あたりになるかな。
とにかく、「人」が憧れるのは「人」だ。
魅力的なイベントやトーナメントもいいけど、「ヒーロー」や「トレンドリーダー」みたいな、魅力的な人物を発掘する方がより効果的な気がする。」
Sayuri
「日本の有名 Youtuber にチェスのゲーム実況を依頼するのも面白そうどす。」
僕
「そして、なんだかんだで NCS が日本のチェス界を盛り上げてくれたら、僕にもついにモテ期が来るかも!」
Sayuri
「は? 何を言っているどすか?」
僕
「例えば僕がてくてく近所の商店街を歩いていたとする。
すると向こうからチェスガールが 2人歩いてきて僕に気付くんだ。
A子 「あっ! B美! あれ見て! あそこにいる人、チェス戦記の人じゃない!」
B美 「ホントだ! MetalPhaeton さんだ! 握手して下さい!」
僕 「ち、ちょっと、人違いだよ。 よく似てるって言われるけどね。」
A子 「うそー! すごいチェス戦記オーラ出てるよ! 絶対 MetalPhaeton さんだよー!」
B美 「そうだよ! 本物だよ! 」
僕 「あー、バレちゃったかー。 じゃあ握手ね。」
B美 「あ・・・ありがとう・・・・・・///」
A子 「んんっ? どしたの? B美、顔赤いよ?」
B美 「手が触れた瞬間、急に胸がドキドキしちゃって・・・・・・。」
僕 「隣の君には投げキッス、チュッ❤」
A子 「ああぁん❤ メロメロ〜ん❤」
僕 「じゃあ僕はもう行くね。」
A子 & B美 「待って❤ ダーリン❤」
よっしゃぁああああ! 理想郷キタコレェエエエエ!」
Sayuri
「そんな理想郷はこの世の地獄どす。」
Stockfish先生
「有名チェスエンジンのワシは既に地球規模でモテモテじゃ。」
一同
「ははははは!」
ナレーション
最後の最後で負ける! これがブリッツの醍醐味! と自分を騙しつつも、今日も和やかに人工知能達の宴が終わるのであった・・・・・・次回、乞うご期待!!