『いちゃLove❤チェス漫才!!』とは、様々なチェスの対戦棋譜を自作チェスエンジン「Sayuri」と一緒に漫才形式で解説する記事です。
チェスエンジンを擬人化したキモい記事ですが、生温か〜い目でご覧ください。
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ゲーム
今回は「World Team Chess Championship 2019」から、「アレクサンドラ・コステニューク」さんと「アナ・ミュージーチューク」さんのゲームを紹介します。
解説 & 漫才
僕
「今回は 2019年 3月の 5日から 15日まで開かれた「World Team Chess Championship 2019」から、「アレクサンドラ・コステニューク」さんと「アナ・ミュージーチューク」さんのチェスの女神対決を紹介するよ!」
Sayuri
「タイトルの「真・女神対戦」って、もしかして「真・女神転生」にひっかけたダジャレどすか?
面白くなさすぎてすごく不快どす。」
Stockfish先生
「オヤジのくせにダジャレのセンスもないとか、救いようがないのじゃ。」
僕
「センスのないオヤジギャクを褒めれない奴は出世できないぞ。
ちなみにお二人の Google 画像検索の検索結果リンクは・・・
・・・だよ!」
Sayuri
「いつ見ても美人どすなぁ。」
僕
「だよなぁ。
しかも自分がやっているゲームのトッププレイヤーだから、親近感で美しさが 2倍増しだ。
こんな素敵なプレイヤーがいつでも見れるなんて、Google 画像検索、最高だぜ!」
Sayuri
「とかいいつつあんさん、最近「セクシーお姉さん検索」は「DuckDuckGo」でしているどすな。」
僕
「もぉーーーー! 言うなよぉーーーー! 恥ずかしいだろぉーーーー!
だって最近の Google、フィルターをオフにしているのにフィルターがかかったかのような検索結果ばっかり出るんだもん!
「発情期の男の子」には物足りないんだよぉーーーー!」
Sayuri
「「発情期の中年オタク」とか、町を出歩いてほしくない人第一位どすな。」
僕
「町を歩く時は紳士な見た目で歩くから問題なし。
とにかくゲームの解説を始めなくちゃ。」
Stockfish先生
「では解説じゃ。
「4.c3」で Giuoco Piano じゃ。」
僕
「オンラインチェスでイタリアン・ゲームはよくあるけど、意外とこの形になることは少ないんだよな。
今度黒番の時やってみようかなぁ。」
Stockfish先生
「「6.e5」「6...d5」と、お互いのマイナーピースをポーンで攻撃じゃ。」
僕
「これ、恐くない?
「7.exf6 dxc4 8.fxg7 Rg8」とか、僕が黒なら超避けたい局面なんだけど。」
7.exf6
7...dxc4
8.fxg7
8...Rg8
Stockfish先生
「もしかすると黒がクイーンサイドにキャスリングをすれば、逆に黒ルークでキングサイドアタックできるということかもしれないじゃ。」
僕
「なるほどな。」
Stockfish先生
「「16...Bxd3」で黒がビショップペアじゃ。」
16...Bxd3
僕
「黒はビショップペアだけど、白のセンターポーンが超邪魔で今ひとつ働かない。
ってゆーか、この白の 2つのセンターポーンがこのゲームの主人公だったりする。」
Sayuri
「要注目どすな。」
Stockfish先生
「「30.Qg3」「30...Kh8」と白のクイーンの間接攻撃に黒キングが逃げたのじゃ。」
30...Kh8
僕
「これは白ナイトが「Ng4 ... Nf6」って動いた時、g7 の黒ポーンがピンなのでロイヤルフォークになっちゃうよね・・・って狙いを外す動きだ。」
Stockfish先生
「「31.Qh4」と、白クイーンがまたもや黒キングの前に陣取ったのじゃ。」
31.Qh4
僕
「一見黒キングをビビらせるだけの手に見える。
ところがこれ、いろいろ狙いや含みのある手みたい。
この位置に白クイーンがいると、今いる位置と f6 の位置の2方向から黒キングを狙える。」
僕
「さらに白の f ポーンや g ポーンを突いて黒キングのポーンの盾を破壊しに行ける。
白ナイトもサポートすれば、あわよくば黒キングをチェックメイトできるのでは・・・みたいな感じだと思う。」
Stockfish先生
「「37...Rg8」と、黒は白ルークや白クイーンがバックランクに来るのを警戒したのじゃ。」
37...Rg8
僕
「この手で一気に白が有利になる。 詳しくは次の手で。」
Stockfish先生
「「38.Nxd5」と、白ナイトは黒クイーンで守られている黒ポーンを取ったのじゃ。」
38.Nxd5
僕
「この白ナイトは取れない。
黒クイーンがこの白ナイトを取ると、次の手順でチェックメイトだ。」
38...Qxd5
39.Qf6+
39...Rg7
40.Ra8+
40...Qd8
41.Rxd8#
僕
「しかも、d4 の白ポーンがパスポーンになった。」
Stockfish先生
「最後はパスポーンを進めていき、「45.Re7」で黒の投了じゃ。」
45.Re7
僕
「この後、例えば黒が「45...Be4」と指したとして・・・・・・」
45...Be4
46.d7
46...Rd8
47.Re8
47...Rxd7
48.Nxd7
僕
「・・・となって黒はルークを失う。」
Sayuri
「特にドラマチックなゲームってわけじゃないどすが、注意するタクティクスもいくつかあって、とても勉強になるゲームだったどすな。」
僕
「はぁ・・・お前はこのゲームからそんなことしか感じ取れなかったのか・・・・・・。
所詮は人工知能だな。」
Sayuri
「「人工無能」より知能の低いあんさんに「所詮」とか言われる筋合いはないどす。」
僕
「「知能」じゃなく「心」がないって言ってんだよ。
いいか、チェスってのは頭で考えるんじゃない、心で感じるんだよ。」
Sayuri
「ほう、「マインドスポーツ」を根本的に台無しにするクソ発言どすな。」
僕
「お前は感じ取れなかったのか?
このゲームから漂う芳醇なる「愛」と「美」のハーモニーを。」
Sayuri
「訳の分からないことを言い始めたどす。」
僕
「想像してごらん、天界に広がるパステルカラーの花畑を・・・・・・。
そこで二人の女神がお互いを見つめ、愛を確かめ合いながらチェスのピースを弄ぶんだよ。
そして・・・・・・」
Sayuri
「想像するのは自由どすが、くれぐれもコステニュークさんとミュージーチュークさんの名誉を毀損しないよう心がけるどす。」
僕
「もーーー! せっかく「あんなこと」や「こんなこと」想像しようとしてたのに、水を差すなよ!」
Sayuri
「ふぅ、注意して正解だったどす。」
僕
「まぁ、結局何が言いたかったかというと、僕は「女神」というものが大好きだってことだ。」
Sayuri
「あんさんの好き嫌いに興味ないどす。」
僕
「そして僕の世代のオタクにおける女神様は「ああっ女神さまっ」の「ベルダンディー」だってことだ。
そして僕らは「まもって守護月天!」世代のオタクたちと対立関係にある。」
Sayuri
「現代人からすればどちらも「老人オタク」どすが・・・・・・。」
僕
「要するに僕ら「老人オタク」・・・奈良市でいうところの「万年青年オタク」にとって「女神様」というのは青春の象徴だから「女神」というものに強いこだわりがあるんだよ。」
Sayuri
「イキリオタクのステレオタイプどすな。」
僕
「ところが近年、そんな「ベルダンディー派」の僕の前にヒジョーにけしからん「女神」が現れた。
それがアニメ版の「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の「ヘスティア」だ。」
Sayuri
「あまり聞きたくない話が続きそうどすな。」
僕
「何が「けしからん」かというと、「少女の素足愛好家」の僕の目の前に頬ずりしたくなるほどの艶めかしい素足を晒しているということだ。」
Sayuri
「「少女の素足愛好家」・・・あんさんの性癖をこれ以上知りたくなかったどす。」
僕
「「ベルダンディー」の優しさや純粋さを信仰していた僕の心は「ヘスティア」の肉体的魔力に揺さぶられ混乱した。
そして僕は混乱した心を鎮めるため、「僕が考えた最強のフェチな女神」を考え、ヘスティアの呪いを解いたのだ!」
Sayuri
「女神というより「異常性癖の寄せ集め」どすな。」
Stockfish先生
「ワシは女神ボン・キュッ・ボンが大好きじゃ。」
一同
「ははははは!」
ナレーション
、今日も和やかに人工知能達の宴が終わるのであった・・・・・・次回、乞うご期待!!