異能! チェス倶楽部
プロローグ
20XX年某月某日、この世界で恐るべき異変が起こった。
世界各地で次々と不思議な能力に目覚めるチェスプレイヤー達が現れたのだ。
その能力は「異能」と呼ばれ、その使い手は「異能使い」と呼ばれた。
この物語は、そんな「異能使い」達が集まる、とある町のチェスクラブの、名状しがたい日常の物語。
登場人物
- 口江稲人 (クチエ・イナト)
- 16歳。 高校 1年生。 登校拒否児。
- 中二病でプライド高く、友達いない。
- いろいろ天然。
- いろいろ惚れっぽい。
- 学校には行ってないが、妹に勉強を教わっている。
- 異能 : なし
- 口江美風 (クチエ・ビプ)
- 11歳。 小学 6年生。 稲人の妹。
- 明るく元気で色んな人と仲良くなれる。
- 成績優秀、運動神経バツグン、同級生にモテモテ。
- ブラコン。
- 不登校の兄に勉強を教えたり、宿題を出したりしている。
- 異能 : 1ゲームに 1度、ビショップを 1手で 2回動かせる。
- 千日玉子 (センニチ・タマコ)
- 16歳。 高校 1年生。 登校拒否児。
- 「金魚町棋王会」という将棋クラブの部長。
- 「玉子姫」と呼ばれている。
- 超お金持ちのお嬢様。
- 高飛車だが根はいい子。
- 異能 : 1ゲームに 1度、クイーンをナイトみたいに動かせる。
第2-3話 将棋の鬼姫 III
ナレーション
前回の「第2話 バトル編」に続き、今回は「第2話 後編」だよ!
将棋の棋士に負けてしまった稲人!
一体どんな屈辱が待ち構えているのか!
ナレーション
将棋の鬼姫、カッコイイね!
次回は「第3話 前編」だよ!
(つづく : 第3-1話 甘噛み天使 I)