異能! チェス倶楽部
プロローグ
20XX年某月某日、この世界で恐るべき異変が起こった。
世界各地で次々と不思議な能力に目覚めるチェスプレイヤー達が現れたのだ。
その能力は「異能」と呼ばれ、その使い手は「異能使い」と呼ばれた。
この物語は、そんな「異能使い」達が集まる、とある町のチェスクラブの、名状しがたい日常の物語。
登場人物
- 口江稲人 (クチエ・イナト)
- 16歳。 高校 1年生。 登校拒否児。
- 中二病でプライド高く、友達いない。
- いろいろ天然。
- いろいろ惚れっぽい。
- 学校には行ってないが、妹に勉強を教わっている。
- 異能 : なし
- 口江美風 (クチエ・ビプ)
- 11歳。 小学 6年生。 稲人の妹。
- 明るく元気で色んな人と仲良くなれる。
- 成績優秀、運動神経バツグン、同級生にモテモテ。
- ブラコン。
- 不登校の兄に勉強を教えたり、宿題を出したりしている。
- 異能 : 1ゲームに 1度、ビショップを 1手で 2回動かせる。
- 津靴和九 (ツクツ・ワク)
- 76歳。 「金魚町チェス倶楽部」の部長。
- ルールを守らない不良老人。
- 子供の前でも平気でタバコを吸う。
- 自分勝手だが、根はいい人。
- 異能 : ??? (まだ秘密)
第1-3話 異能使い III
ナレーション
前回の「第1話 バトル編」に続き、今回は「第1話 後編」だよ!
ゲームに負けた稲人は一体どうなっちゃうんだろうね!
ナレーション
あんなポーズ、思春期の男の子には刺激が強すぎたかな?
次回は「第2話 前編」だよ!
(つづく : 第2-1話 将棋の鬼姫 I)